とんぼ玉の歴史と技法

とんぼ玉の歴史はよくわかっていません。トンボ玉、蜻蛉玉とも呼ばれます。エジプトではガラスの発明当初から、中国では隋や唐の時代からあったとされています。 日本では、とんぼ玉は奈良時代の辺りから作られていたと言われています。
真ん中に穴の開いたビーズで鮮やかな模様があるのが特徴で、江戸時代は青い色のビーズに白い花が描かれていたものだけをとんぼ玉と呼んだのですが、現在ではどのような模様のものでも総てとんぼ玉と呼ばれています。
何故とんぼ玉と呼ばれるのかというと、ガラス球がトンボの複眼と同じ様だに思われた為にとんぼ玉という名前が付けられたと考えられています。
倹約を主にした法律で一旦生産が途絶えたものの、戦後に復活した歴史を持ちます。

とんぼ玉の技法としては、「巻き付け」や「ロール」の他、ホットキャスト、パート・ド・ヴェール、型押し、管引き、研磨があります。
主に使われる技法としては「巻き付け」が使われます。これは、棒に剥がれ易くする薬を付けてから、ガラスをバーナーで溶かし、巻き付ける方法です。現在は多種多様のとんぼ玉があるので、海外の手法も用いられています。基本は穴の開いたガラス玉なので、通常のビーズに用いられる技法が使われます。ランプワークというガラス細工特有の技法で作られたものもあり、その種類と技法は幅広いものになっています。 ビーズ製作の技法は世界各国でも違っており、とても興味深いものです。

とんぼ玉の魅力